M&A用語集
オーバーアロットメント
【読み】おーばーあろっとめんと
オーバーアロットメントとは、有価証券の公募や売出しにおいて、予定していた株数を上回る需要があった場合に、主幹事証券会社が企業の株主などから一時的に株を借り受け、同じ条件で追加販売する仕組みです。
この制度は、需要に応じた柔軟な販売を可能にし、市場での需給バランスの急激な悪化を防ぐことを目的としています。また、過剰な販売や不当な利益を得る行為を防ぐため、追加販売できる株数は当初の公募・売出し株数の15%を上限とするルールが設けられています。